菅内閣が発足して、1ヶ月が経った。
デジタル庁設置や思い切った行政改革の提案など、コロナ禍で大きく変わった社会に適した改革がスタートしたといえようか。
これまでのようなタテワリやハンコを並べる稟議を残したままの中途半端な改革ではなく、新たな社会を先導するようなビッグデータ時代にふさわしい改革を期待したい。
他方、突然浮上した学術会議問題をはじめ、菅内閣の姿勢への不安の声も聞かれる。科学と政治、科学者と政治家の関係は、難しい問題だが、コロナ対応を機に議論が活発に展開されるようになった。
現代に必ずしもそぐわない古い原理、原則にとらわれることなく、かといってその原理、原則の本質を忘れることなく、しっかりと議論することが大切だ。
医療も、そして教育もオンラインでの実施を余儀なくされ、制度の抜本的な見直しが求められている。これを機に、まさにゼロベースで、医療は、教育はいかにあるべきか、考え直すべきだろう。
NFIでは、11月14日(土)に、未来の〝教育〟のあり方に関するシンポジウムを開催する予定である。近く詳細について案内の予定。ふるってご参加いただきたい。
2020年10月12日 森田 朗(NFI代表理事)
デジタル庁設置や思い切った行政改革の提案など、コロナ禍で大きく変わった社会に適した改革がスタートしたといえようか。
これまでのようなタテワリやハンコを並べる稟議を残したままの中途半端な改革ではなく、新たな社会を先導するようなビッグデータ時代にふさわしい改革を期待したい。
他方、突然浮上した学術会議問題をはじめ、菅内閣の姿勢への不安の声も聞かれる。科学と政治、科学者と政治家の関係は、難しい問題だが、コロナ対応を機に議論が活発に展開されるようになった。
現代に必ずしもそぐわない古い原理、原則にとらわれることなく、かといってその原理、原則の本質を忘れることなく、しっかりと議論することが大切だ。
医療も、そして教育もオンラインでの実施を余儀なくされ、制度の抜本的な見直しが求められている。これを機に、まさにゼロベースで、医療は、教育はいかにあるべきか、考え直すべきだろう。
NFIでは、11月14日(土)に、未来の〝教育〟のあり方に関するシンポジウムを開催する予定である。近く詳細について案内の予定。ふるってご参加いただきたい。
2020年10月12日 森田 朗(NFI代表理事)